リスク要因の増加
- 成果主義では個人に掛かる負担と責任が大きくなる。そのため、従業員の残業や自宅作業が増加するなど、従業員の労働管理が難しくなる。一方で実績や評価が得られていない場合や不当に低いと感じた場合、これに絶望する者が出る場合もある。そのため、企業にとっても従業員の過労死・自殺・鬱病・職場放棄・成人病増加などの潜在的なリスク要因が増加する事がある。また、過労死やパワーハラスメントなどの問題が実際に発生した場合、当事者や遺族から民事訴訟を提起されるリスクもある。企業が訴訟の被告に直接ならなくとも、国や労働基準監督署を相手取った労働災害認定を求める訴訟が起こされる事もある。
- これがテレビのニュースなどで大きく報道されると、マスコミの取材は原告側の立場から成果主義を否定的に取材したものが中心となるため、企業イメージにとって大きな瑕疵となってしまう。
- この他、問題が表面化した際に企業上層部が不適切な対応を取ってしまうと、ニュースや労働問題を扱うホームページやBBSなどの不特定多数のインターネットコミュニティから、『ブラック企業』『成果主義で従業員を殺した会社』などの烙印を押される事に繋がる。さらには、これがやがて検索エンジンで企業名を検索した際に出てくる様になる事で、やはり企業イメージを損ねる、就職希望者の企業に対するイメージを悪化させる事に繋がる。
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